スポンサーサイト

--------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 犬の話

2007-04-07

え~~~~~、犬ブルセラ感染症のことやなんか調べていて、なんか色んなことが頭をぐるぐるしてしまいまして眠れません。
休みだからいいんですけど、心が整理できない。
で、犬にまつわるエピソードでも書いて心を静めるか…という感じで一日に3つも別々のネタ書く馬鹿です。

記憶に残っている犬は野良犬だったんですけどね。
子供のころの話です。うちの近所に一匹の野良犬がいまして、その犬は野良だけどかしこい犬だったんです。
うちも隣で生まれた子犬をもらって飼っていたのですが、この子犬がよく脱走を図ったんです。子犬でも犬ですから走ったら人間では追いつけません。すると、その野良犬がどこかから走ってきて子犬をつかまえて抑え込み、人間が追いつくまで離さなかったそうです。
私はうる覚えですが、その犬が人間と仲良しだったことや私たちとよく遊んだことなんかは覚えています。
近所の大人たちもその犬だけは受け入れていたというか、誰もがかしこい犬だと認めていたのでした。飼い主はいなかったけど、なんとなく大人も子供もその犬を隣人として認めていたような気がします。
その町内では食べることにはそんなに困らなかっただろうと思います。でも、その犬は暖かい寝床を持っていなかった。
これはハッキリ覚えているのですが、ある寒い朝、その犬はみんながよく遊ぶ空き地で死んでいるのが見つかったのです。
お産の途中だったのです。二匹産み、三匹目を産む途中で力尽きてしまったようでした。子供心にとても悲しかったのでした。
その犬がいつもどこで寝ているのか私たちは知りませんでした。
ただ、いつも気がついたら私たちと一緒になって走り回ったり、ときにはどこかで食べ物をもらっているのを見かけたり、子供の目線からは人間と対等の存在だったのです。
近くの男の人が空き地の隅に深い穴を掘り、その犬と一緒に死んでしまった子犬を埋め、私たちは野の花をお墓に飾りました。
あの時の感じは仲間を失った悲しみ…に近い感覚でした。
でも今だと『なんとか救うことはできなかったのか』とか『誰も犬に関心がなかったのか』とかになってしまうんでしょうか?
それが私の記憶する最後の野良犬だったのです。


もう一つは十代後半のころの話です。
私は家の近くの焼き肉店でアルバイトをしていました。
家が近いので夜遅くまで働いて帰りは自転車でした。
自転車ならほんの2~3分の距離でしたが深夜の歩きは危険なので自転車を使っていたのでした。
その頃、野犬に襲われた人がいるという噂話は耳にしていました。
中には乗っていた自転車を倒され噛まれたという話もあり『まさか』と思っていたのでした。
しかし、ある晩私が追いかけられてしまいました。
5~6匹の団体さんでした。
その頃には野良犬なんてまったく見かけなくなっていましたから、そんな数の犬が徒党を組んでうろついているなんて、どんなに話では聞いていても信じきれないものがありました。
それに私の知る野良犬は『単独生活者?犬?』で、徒党を組む犬というのは考えられなかったのでした。(今なら犬は社会的な動物だとわかりますけどね。知らなかったんですよ)
バイト先から出たところに1匹の犬がいたので迷子かなと思って気軽に声をかけたのでした。
そしたら、その犬がまったく友好的でない『ヴゥウ~~~』という唸り声を発し、牙むき出しで吠えたと思ったら物陰からわらわらと犬たちが私めがけて走ってきたのです。
とっさに自転車に飛び乗り逃げましたが、犬は足が速い。
いつの間にかハンドルを狙って両脇から噛みついてくるんですね。
しかも、自転車の前に出てきて止めようとするのもいる!
人間あんなとき、普段より冷静になるらしく、一匹一匹の役割が見えたのでした。
普段はトロい私ですがあのときだけ思考の速度がマッハにでもなっていたのか、周りが本当によく見えました。
前に一匹、左右に一匹ずつ、そして後ろから二~三匹で私を囲んで走っているのです。ボスは一番後ろの一匹。
それだけではなく「助けてー」と言いながら走る私の声に、まだ電気のついている民家の窓に人が立つのも見えていましたが、助けてもらえそうにありません。
とっさに考えたのは『こうなったら殺るか、殺られるかだ!』
何もない時なら人間以外の動物は人間がいたわるべきものと考えるのですが、今この瞬間、この連中と自分は対等だと思いました。
結果はあとで受け入れるとして、とにかく今はこっちも対等にさせてもらうと決めました。
わたしがやったのはスラローム走行しながら(両脇の犬の牽制)、前に出てくる犬をめがけて突っ込んでいくこと。
(多分、噂で聞いた自転車を倒された人というのは、犬を轢きそうになってスピードを緩めたか何かしたのだろうと後で考えましたが、このときにはそこまで考える余裕はありませんでした)
もし怪我をさせてしまったら後で看てやるけど、今は遠慮なくやらせてもらう!と思っていました。
私が前の犬めがけてスピードアップすると犬はちゃんとよけるのでした。そしてスピードが緩む瞬間また出てくる。そこへまた突っ込む。
店を出てからしばらくは直線コースなのですが、その道が本当に長く感じられたのでした。そしていよいよ家に近づいてきて(このまま追いかけられたら家を通り過ぎないといけなくなる)と思いつつ猛スピードで左折したら、なんと犬たちはそこからは追ってこなかったのでした。
どんだけ安堵したことか…。

家にたどりついてから、何度もさっき起こったことを考えていましたが、私が一番驚いたのは自分の冷静さでした。
パニックになるどころか普段よりも状況の一つ一つがハッキリ見えてクリアな感じになっていた。それは初めての感覚でした。
犬たちについては別に腹も立たないし、どこかに通報して捕まえてもらうという気も起りませんでした。
なぜなら犬たちをあんな風にしたのは人間だとハッキリわかっていたから。
最初から人間不信の犬などいません。
最初から人間を憎む犬もいません。
年食っても、その考えだけは変わりません。

人間のするどんなことも他の生き物に影響を与えています。
どんな生き物も他の生物の犠牲の上に自分の生命を維持していることに変わりはありません。
人間だけが他を犠牲に生きているのでもありません。
すべての生物はそのスタンスでは対等なのです。
ただ、人間は必要以上に多くを望むのです。他の生物の生存を犯しても自分たちの勢力地図を広げて行くのです。
そして他の生物が生き場を求めて人里に出てきたら問題視する。
駆逐すればいいと考える人も多くいるでしょう。
私はそんな人間が、自分もそんな人間の一人であることが本当に情けない。そして何もできないことも情けない…。

Trackback

コメントの投稿

非公開コメント

久々に来ました  ブルセラの件ではありがとうございました  正直りっちにもよくわからないのです
ただこのページを見て近所の飼い犬と野良犬を思い出しました
野良犬はジョン(♂) 飼い犬はでんじろう(♀)
この犬たちが合体しているところを2回見ました
子供心にショックだったのだけ覚えています
ただ。。。その後子犬が産まれたのは知っているのですが行方は知りません
どうなったのか。。。大人達は教えてくれませんでした。
うちにも白い雑種がいました 可愛がっていたんですが子供のできることの限界はあります
ある日学校から帰ったらいませんでした
帰ってきた父に飛び掛って噛み付いたと聞きました
その後泣くのでチェーンを外したら逃げたとのことでした 毎日泣いていたのを覚えています
大人になって知った真相は。。。
犬嫌いの母が捨てていたのです
そんな母が今うちで産まれた子犬(M.ダックス)を欲しいと言ってますが。。。とてもあげる気にはなれないのです  何が言いたいのかよくわからないですがうちは5わん かなり大変な事故もおこって今もトラブル中です でも保健所やあげることは考えられないのです たとえ自分が大怪我をしても 犬同士のせいで普通に生活ができなくても。。。

☆りっちへ
5ワンコのこと…本当に大変だね。
今からどれだけ改善できるかわからないけどね
「動物愛護支援の会」のマルコ・ブルーノさん
http://www.adachi.ne.jp/users/help/
の本『犬に尊敬される飼い主(ボス)になる方法』というのを、今読んでいる最中なんで、内容はまだ説明できないんだけど、会のHPとかで得た印象だと、この本役に立つかもしれないと思っています。マルコさん家には10頭以上の犬と5~6匹の猫がいるのです。
犬の多頭飼いとしてもりっちの先輩と言えます。
もちろん保健所は賛成しませんが、どうしても犬同士の関係を修復できないのならば、本当に犬が好きな人にならあげてもいいのではないかと思うのです。
自分が大怪我してもとか、犬同士のせいで普通に生活できなくても、という考えにはちょっと?マーク。
それではりっちも犬も可哀そうに思えてしまう。
りっちが勉強して犬たちの立派なボスになるか、片方を他の犬好きな人(が見つかれば)に託すか、りっちも犬も不幸な気がします。とにかく犬の性質を勉強してみてほしいなと思います。
(犬嫌いのお母さんには頼らない方がいいと思います)

追記:上の文章最後の方、少し日本語がヘンになってしまった(汗)
私の希望はりっちも犬たちも幸せになることです。
それには、やはりりっちが立派なドッグ・マスターになるのが一番かも!(人生一生勉強ですよ)

ありがとう あげるって選択肢がないっていうのはうちの母限定であって考えてはいます ただどのわんこもりっちと離れると。。。
親犬は一晩二晩平気で泣き叫ぶしごはんも食べない。。。小犬たちは下痢と嘔吐 一度父犬を渡したんですが三日三晩なき続け玄関でドアをがりがりがり。。。
最後は爪が取れちゃって血だらけ それでもやめなくて
かわいそうだって連れて来られたんです 今一番ひどい子犬(すでに大人ですが)は血尿して脱水で病院。。。
結局わたしのそばに帰ってきちゃったので何とかしたい。。。で格闘中なんです(泣)

☆りっちへ
とにかくガンバ!
目指せ、ドッグ・マスター!!(もう、そうと決めている)

今はトラマスターだ! 
でも。。。
一歩ずつ進んでいるよ!わんこもトラも!

最近のトラックバック

C-PREVIEW

ブログ内検索

RSSフィード

人間が好きになる名言集

presented by 地球の名言

夢を叶えるための名言集


presented by 地球の名言
★★お願いします★★
ペットショップ廃業に伴い保護されていた犬猫たちもボランティアさんの尽力で病院で治療を受け、引き取り先が見つかり、残るは2匹ということですが、その後も色んな不幸な動物たちを保護して活動されています。 単に「好きだから」では出来ないことだと思っています。 良かったら応援してあげてください。 http://ameblo.jp/inunekodaisuki/ それから、これも…
同盟バナー猫ミニ動
最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
ONE Click 募金
ワンクリックであなたも募金が出来る!(厳密にはTWO Click←笑)

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

PikaPika_Atlantis
Present's by
Sun Eternity
☆☆ お知らせ ☆☆
当ブログでは、コメント欄への本文と関係のない文・広告等を禁止しております。アダルトサイトへのURLと思しきものが記載されているコメントやトラックバックは、見つけ次第当方にて削除致します。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
左サイドにワンクリック募金を設置しています。良かったらご協力ください★★★★★下の方でブログペットのyukiが、遊んでほしがっています。お時間があったら相手してやってください。覚えた言葉を披露するのが好きなようです。たまに俳句をひねります(笑)★★★★★もう一つブログをやっています。(リンクの中のspring outです)通常の記事は物語。メンバーになると限定記事が読めます。限定記事は主に………ウヒャヒャヒャヒャ(*⌒ヮ⌒*)ゞ
カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

04月 | 2017年05月 | 06月
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -


プロフィール

celesty

Author:celesty
精神年齢5才と17才と35才を駆使して生きてる半端者です。

うっき~☆おみくじ
『おみくじを引く』をクリックしてください。
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
ミュ~&マオは今いくつ?
ミューの誕生日は2008年9月17日♡マオの誕生日は2009年5月17日
FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

人気blogランキング

人気blogランキングへbanner_02.gif

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。