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 バレーボール

2007-11-10

やっと、やっと、本題に入っていけます
久々に書くので、ちゃんと書けるのか、ちゃんと覚えているのか自分でハラハラしつつ書いていましたが、多分、今までに書いた中では一番きちんと書けたと思います。
以前は表現しきれなかった部分も簡潔に書けたので、内心驚いています。
が、まだまだ話は重苦しいのです
中学校に上ったときは、もう一人ポツンとしていることにもすっかり慣れてしまい、人と話せるように頑張ろうとする気力もとうに失せていました。
小学校の時に何か頑張ってみてダメだったのかも知れませんが、ハッキリは覚えていません。
ただもう、頑張っても無駄なんだという風に思っていましたし、私は小学校の頃から女の子同士でのグループで固まることが嫌いでした。
多分、どこらへんかで勢力争いみたいなものに巻き込まれてウンザリしたのだろうと思います。かすかに「あの子らと喋ったら絶交やで」とか「仲良くしてほしかったら言う通りにしぃ」とか言われて不自由な気持ちになったことがあったのを覚えています。
そして男の子たちが互いに縛り合うこともなく、のびのび遊んでいるのを見るにつけ、自分もあんな風にしたいと考えていたことも覚えています。
誰が誰と話そうといいじゃないかと思っていたことも覚えています。
そう思うようになっていたので、縛り合うぐらいなら一人の方が気楽だとさえ思うようになっていました。
だからもう自分から人の中へ入っていくということは考えていませんでした。

中学に上がって、まず最初に部活動の選択をしなければなりませんでした。
私はバレーボール部に入りたいと思っていました。
小学5~6年生の頃から、家の近所での遊びにバレーボールが加わっていまして、なかなか面白いので、部活でもやってみたいと思ったのです。
ところが姉が反対しました。
「あんたには無理や。やめとき。」
理由を聞いても説明してくれませんでしたが、姉がものすごく強く反対したので仕方なく姉の勧めるまま姉と同じ部活を選択したのでした。
美術部と水泳部でした。
実際には美術部にはほとんど顔を出さず、水泳部の部活でプールにいることが多かったです。
夏になると毎日のようにプールで泳ぐので、本当ならばホクホクのはずなのに、なぜかプールにいてもボールの跳ねる音が気になるのでした。
バレー部の練習が体育館であるときも、運動場であるときも、白いボールが地面にたたきつけられる音や、部員たちの掛け声が気になって、まるっきり水泳に集中できないのでした。
後々になって思い返し、恋に似ている感覚だなと思ったことがあります。
それほどに心はなぜかバレーボールに占められていました。
もう焦がれるほどにバレーボールをしたくて、たまらなかったのです。
ほぼ一日中、バレーボールが頭から離れず苦しいほどでした。
それである日(入部して4~5ヶ月は過ぎていたかな…)今度は姉に何も言わず、水泳部に退部届を出し、その足で女子バレーボール部に入部届けを出しに行ってしまいました。
もう、どうしても、何が何でもバレーボールがしたかったのです。

そして女子バレーボール部に入部してすぐに姉がなぜあんなにも反対したのか理解しました。
どういうわけか女子バレーに居るのは、各学年の特に目立つ人たちばかりだったのです。
私と同学年の人もみな積極的で物おじせず、明るい人たちばかりで、私とはまるで正反対の人たちばかりなのでした。
そんな中で私がやっていけるわけないと姉が考えたとしても無理からぬことでした。
ただ、私はもう人の中へ入っていこうなどと考えておらず、バレーボールさえ出来れば満足だと思っていました。
大勢の中で一人だけ孤立していることにも、すっかり慣れてしまっていました。
だから錚々たるメンバーの中で孤立しようと、ぜんぜん気にはしませんでした。

バレー部に籍を置いて白いボールを追うのは格別に楽しいことでした。
それまで常に重苦しいものが心の中にあって、何も物を考えたくないときでも何かを考えてしまい憂鬱な時の方が多かったのに、白いボールを追っている間、頭の中も心もカラッポになるのです。
振り払っても振り払っても湧いてくるいろいろな思いも全部消えてカラッポ。
あるのは白いボールだけ。
それは爽快で気持ちの良いものでした。
その『カラッポ』は病みつきになるほど心地よいものでした。
その後も私の頭の中はバレーボール一色でしたが、以前のように焦がれるのではなく、常に何かしらのトレーニングを考える始末。
お風呂の中でも指先を鍛えるためにお湯の中で何回もニギニギ運動をしたり、湯船のへりで斜め腕立て伏せをしたり、もう夢中になっていました。
毎日考えるのは少しでも上達することでした。

CA390116.jpg

やがて中学2年生に進級。
クラブ活動では3年生が引退し、新しいレギュラーが選ばれる時期になりました。
その頃には20人ぐらいいた同学年の部員は7人になってしまっていました。
順当にいけば2年生がレギュラーを占め、一人だけレギュラーから外れる計算になります。
私はその一人が自分になることは間違いないのだろうなと考えながら、でも『もしかしたら!』という期待の気持ちを抑え込むことはできませんでした。
背が低かったので最初はセッター要員(トスを上げるのが専門)でしたが、ジャンプ力があったので途中からアタックの練習もするようになっていました。
もちろんアタッカーになれると知ったとたん、より高く跳べるよう鍛錬していたのは言うまでもありません。
だから『もしかしたら…』という淡い期待を拭い去ることが出来なかったのでした。
そしていよいよ顧問のF先生が新レギュラーの名前を発表し始めました。
名前を呼ばれた者は新しいユニフォームと新しいゼッケン番号が与えられるのでした。
順番に名前を呼ばれて前に出る2年生。一人一人新しいユニフォームとゼッケン番号を与えられ嬉しそうでした。
そして6人目も、やはり私ではありませんでした。
(ああ、やっぱりな…私は7番か……)淡い期待が破れて補欠決定ですが、仕方ないと思いました。私はみんなより半年近く遅れて入部したのだから、その差はあるだろうなと考えていました。
そして次に自分が呼ばれると思って待っていましたが、F先生の口から出たのは私の名前ではありませんでした。
1年生の次期エースと目される長身の子でした。
その時の私のショックは大変大きく、隠そうとしても隠しきれませんでした。
(1年生に負けてしまった………)顔色も、もしかしたら青ざめていたかも知れません。
私は茫然としたまま、その1年生の次に名前を呼ばれ、茫然としたまま8番のゼッケンの付いたユニフォームを受け取っていました。
一通り全員がユニフォームを受け取ると解散になりましたが、F先生はなぜか私にだけ残れといいました。
みんなが部室に消えてしまうまで、ぼーっとF先生の前に突っ立っているのは、この上なく苦痛でした。
F先生はなかなか口を開かないのでした。
私は早くこの場から逃げ出したくてたまりませんでした。


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こんにちは~!

こんにちは~!
今までの記事、読ませていただきましたよ!
で、これからが、思いもよらぬ
展開になっていくのですね?
でも、バレーにそれほどままでに
打ち込めたって言うのは
凄いですね!!
何よりも、「好きこそ物の上手なれ」
と言うか、その思いが
何よりの、自分へのパワーの源でもあったでしょうね!
さて、今後の展開はどうなるのでしょうか?
楽しみにしています。

☆ちゃーみー♪さん
読んでくださってありがとうございます~~~e-230
はい、これから当時の本人には思いもよらない展開になっていきます♪
ただ振り返ってみて思うのは、青春小説の王道みたいな気がする…てなことです。
事実あったことなんですが、小説をなぞっているような展開で、ひょっとしたら作り話だと思ってしまう人もいるかもな~~~と思ったりしますe-263(ま、いいか)

私もなぜ、あの時だけ、あんなにバレーボールをしたくてたまらなかったのか不思議です。
あの時は本当に心からバレーボールを愛していましたからね。

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